森子大物忌神社は鳥海山北麓に位置し、本山派滝沢修験組織の活動拠点であり、鳥海山遙拝所として大物忌神を祀る地です。境内は秋田杉に囲まれて薄暗く、修験者の聖地らしい幻想的な雰囲気が漂っています。

例大祭は毎年4月の第3日曜日に行われ、若衆が「ヨンサー、ヨンサー」と叫びながら、米俵十俵分とも言われる重さの神輿を背負い集落を回った後300段の参道を一気に上り切る姿はとても感動的で、このお祭りの最大の見どころとなっています。