かつて大凶作に苦しんでいた下関、けれども厳しい取り立ては変わらず人々は苦しめられます。
そんな現状を打開しようと立ち上がった、勇敢な5人の農民。
なんとか取り立てを緩めてほしいと直訴し、願いは叶えられます。

しかし、その5人は刑場の露と消えてしまいます。
身を挺して村を救ってくれた5人は「浮石義民」と呼ばれ、彼らを称え農魂碑を建立、毎年12月の下旬「浮石義民法要」では、彼らを悼み供養が行われます。