菅大臣天満宮は、かの菅原道真が誕生したと伝わる地で菅大臣神社とも呼ばれます。例祭は道真を偲ぶ行事で毎年5月に開催されます。

行事は二日間の日程で初日の宵宮では献茶式と観音供養がメインで、神職と僧侶が一堂に会し式典を進めていく現代では珍しいお祭です。

二日目には山伏のお練りがあり、神社の区域内を歩きます。小さなお子さんの山伏姿がとても可愛らしく絵になります。その後神社の境内で護摩供養がありますが、こちらもどことなく寺院を思わせる光景で、神仏習合の名残を感じさせるお祭です。