山形県の東根市にある若宮八幡神社は、寛文12年(1672)に建立された神社で、神社境内に所蔵されている神輿は、県の指定文化財となっています。

毎年8月の最終日曜日には、五穀豊穣を祈願して「風まつり」を行っており、このお祭りで奉納される舞「太々神楽」は、南北朝時代に建立された若宮神社で、天保の世に始まったとされている舞で、無形文化財にも指定されています。

現在の舞の形になったのは、江戸中期といわれており、仙台方面から伝えられた神楽では県下唯一の保存として高く評価されています。