山形県東根市のさくらんぼ東根温泉では、主に毎年7月の第2土曜日に「さくらんぼ東根温泉祭り」が行われています。
御神輿やすトラックアウト、年配の方に人気の「湯けむりのど自慢」などが行われ、地元の人のほか、県内外からも祭りに訪れる人でにぎわいます。

この祭りの目玉は、日が沈むころに行われる「火渡り式」と呼ばれる、無病息災・厄難消徐を祈念する儀式です。
かつて温泉街で集団赤痢が発生したことを受け始まったそうで、火がつけられた護摩木の上を、山伏が裸足で渡っていきます。その後は一般の飛び入り参加も可能で、多くの人が火渡りに挑戦しています。なんと、中には子供たちもたくさん参加しています。

火渡りを終えるとお札を頂くことができ、5色すべてのお札を集めると、お札やお神酒をいただくことができます。