溝沼獅子舞は、溝沼地区に昔から伝えられてきた獅子舞で、大獅子(おおじし)・中獅子(なかじし)・女獅子(めじし)の3匹が地域の安全や悪魔払い、疫病払いを願って舞うもので、4月と10月の第一日曜日に奉納されます。
この獅子舞がいつごろから行われているものかは分かりませんが、江戸時代に三代将軍徳川家光の前で舞いを披露し、褒美として宿の家の金子家に桐の紋をいただいたという話が残ります。
市内に唯一残る獅子舞として、昭和48年に朝霞市指定無形文化財に指定されており、溝沼獅子舞保存会によってこの文化を受け継ぐ活動がなされています。
この獅子頭を頭にかぶせてもらうと「病気にならない」「丈夫になる」などと云われ、舞いが終わった後に獅子頭をかぶせてもらったり、一緒に写真を撮ったりすることができるそうです。
歴史ある伝統的な獅子舞をご覧になってみませんか。