三井寺で行われる千団子祭とは、三井寺の守護神にあたる「鬼子母神」の礼祭です。鬼子母神といいうのは、みずからが1000人もの子どもを持っているのに、人間の子どもを奪って食べてしまうような鬼神でありました。

そんなある時、お釈迦様は鬼神の末子を隠し、「千人もの子どもが居て、その中の一人が居なくなって悲しむのに、人間の子どもを奪って食べれば、その子の親はどんなに悲しむであろうか」と説いたそう。

その後、鬼子母神は子どもの成長や健康・安産を叶える神として信仰されています。

千団子祭では、鬼神の子どもの数である「1000」個の団子を備えることからそう呼ばれるようになりました。600年以上も続く礼祭で、大津の人々に多く親しまれているそうです。