天台座主猊下(てんだいざすげいか)、千日回峰行の大阿闍梨(だいあじゃり)お師匠のもと、全国の回峰行者が年に一度比叡山に会し、世界平和・除災招福などを祈願する大法要が比叡の大護摩です。

日本仏教の母山、霊峰比叡山で1200年の時を超え今に続く春の訪れを告げる伝統行事です。

全国から託された護摩木およそ数十万本が、伝教大使(最澄)像前に設けられた大釜で行者の祈りと共に燃え盛る炎に投じられ、諸願成就が祈願されます。