一色町の公民館で行われる一色能。
「一色の翁舞」とも呼ばれているこの能は、戦国時代から続く由緒ある能楽です。

伊勢三座「和谷座」が大元となっているこの能楽は、国の全宅式無形民俗文化財に指定されているほど。
30を超える奉納の数は、それぞれが趣ある芸能であり、見る者は思わず言葉を失ってしまいます。

また、連吟や仕舞には地域の保育園児をはじめとする子どもたちが30名出演するなど、伝統芸能を小さな子どもも体感することで未来へつなげていく試みが感じられます。

それぞれの面をつけた舞手により、ストーリーもわかり安くなっているこの能楽。
ぜひその目でご覧になってみてはいかがでしょうか。