朝熊岳にある金剛證寺は、伊勢神宮の鬼門を守ると言われています。
鬼門とは、艮(うしとら)の方角を差し、鬼が出入りする方角であることから、何事にも忌むべきとされています。
伊勢神宮の艮、すなわち北東の方角にあるのが金剛證寺なのです。

ここを開山したと言われる仏地禅師様の命日である6月29日の前3日間にわたり、開山忌を執り行っています。
これは本堂にてお札をいただき、開山堂でお参りするもの。
さらに奥院ではご先祖様のご供養を行っていただけます。
また、この1年間に亡くなった親族の供養も、新亡と呼び、行っていただけます。