山形市の温泉地、蔵王温泉にそびえる広大な高原「蔵王高原」。
この高原に作られた、蔵王ロープウェイの地蔵山頂駅を降りて東に約100m行った場所に「蔵王地蔵尊」はあります。

安永4年に諸願成就・災難よけとして宝沢の庄屋によってこの場所に、37年もの年月をかけ建立されました。建立以降、この山での遭難者がめっきり減ったという話が有名です。
そんな蔵王地蔵尊では、1年に春と秋の2度、大祭が開催されます。

スキー地で有名で冬には多くの客が訪れる蔵王高原ですが、春を少し過ぎた5月にも雪が残っており、除雪された道路に残った数メートルもの雪の壁が県内外の観光客からとても人気のスポットになっています。
蔵王地蔵は高さがおよそ2mもあり、とても迫力のあるものなので、印象に残ること間違いなしです。