「阿漕平治盆供養」は、津市に古くから伝わる民話が由来のお祭りです。

その昔、平治という親思いの漁夫が母親の病気を治すため、禁漁区である阿漕浦で「やがら」という魚を密漁して処刑されました。
その霊を慰めるために作られたのが、「阿漕塚」です。

毎年その阿漕塚で、平治の命日である8月16日に、彼の霊を供養するようになったことがお祭りの始まりです。