群馬県の四万温泉に伝わる伝説、摩耶姫伝説。
これはかつて子供の授からない夫婦が、神に祈ったところ、四万の温泉の薬師様にお祈りするよう言われました。
すると不思議、翌年に可愛らしい女の子が産まれ、名を「摩耶」と名づけられました。
摩耶は大きくなり、素敵な殿方との出会いを求めて再び四万温泉の滝へとお参りをします。
するとなんと、今まで見たことのないような素敵な男の人が現れ、それ以来ここは縁結びのご利益があるとされて人気を集めてきました。

それから四万温泉では、摩耶姫伝説にちなみ「摩耶姫ちゃん」というキャラクターをつくり、2月から3月の間にかけて摩耶姫祭りを開催しています。
ひな祭りと合わせて行われるこの祭りは、女の子の健やかな成長を願うため、温泉全体がひな人形やつるしひなを飾ってお祝いや祈願を行います。

かわいらしいひな人形があちらこちらに見え、女の子には嬉しいイベントです。