「糸崎の仏舞」は、福井県の糸崎町にある糸崎寺にて行われます。これは2年に一度4月18日に行われるもので、糸崎寺観音堂の正面に設けられた石組の舞台で奉納されます。国指定重要無形民俗文化財に登録されている貴重なものです。

金色の仏面に黒い法衣の「舞い仏」、金色の面に青い法衣の「念菩薩」、白い童面に白い法衣の「角守り」が、太鼓と鉦に合わせて舞を繰りひろげます。ゆったりとしたその舞は仏たちの優雅な姿を想像させます。