昔は霜月初卯の日、現在は12月の第一日曜日に開催されます。平成17年(2005年)に千葉県の無形民俗文化財に指定されました。「鮭祭り」とも呼ばれており、初卯祭の前日に「白川流包丁式」と呼ばれる神事が行われ、鮭を小さく切りさばきます。お祭りの当日にその切身を「災いをサケる」とし、参拝者へ護符として配られます。昔はこのお祭りが近づくと栗山川に鮭が遡ってきたと伝えられています。

初卯祭の祭儀では、鮭を献上する伝統ある行列が組まれ、その後夕刻から神輿渡御も行われます。こちらの珍しいお祭りを是非ご観覧されてみてはいかかでしょうか?