深い山に囲まれた野迫川村は、平清盛の孫である平維盛が吉野・熊野の山中を彷徨い、最期を遂げたと伝わる場所で、歴史の里内には維盛の伝説をジオラマや映像として再現している資料館も建立されています。

毎年7月の最終土曜日には「平維盛の大祭」が開かれ、平家の赤旗がたなびく中、野迫川太鼓の音色が響き渡ります。

御霊祭、餅まき、燈花会、約3000発の花火大会などが催され、特に澄んだ空気の中、山が入り組んだ地形に響き渡る花火のごう音は感動的です。