天理市無形文化財に指定されている紅幣(べにしで)踊りを秋季大祭にて奉納します。秋季大祭では五穀豊穣が祈願されています。

古来、干ばつに苦しむ農民が大和神社に雨ごいを行い、願いが成就し豊作となり、感謝の気持ちで踊りを奉納したことに始まったと言われています。

江戸時代に起こったとされ、一時途絶えましたが、昭和30年代に女性だけで紅幣踊りが復活し、近年では、地元の幼稚園児も参加しています。「しで」を紅色に変えたため「紅しで踊り」と呼ばれています。