奈良県の吉野山は、古来より桜の名所として知られ、南北朝時代には南朝の中心地でもありました。吉野山にある金峯山寺(きんぷせんじ)は、金峰山修験本宗(修験道)の本山です。

毎年4月8日には、お釈迦様のお誕生をお祝いする「花まつり」(潅佛会:かんぶつえ)が行われます。お釈迦様の誕生をお祝いした天の神々、梵天、帝釈天が、甘露を注いでお身体を清められたという言い伝えにより、潅佛会には甘茶をかけるようになりました。

ぜひ一度、金峯山寺の「花まつり」(潅佛会)に足を運んでみて下さい。きっと荘厳な雰囲気を体感できるでしょう。