金峯山寺は桜の名所奈良県吉野町にあります吉野山のシンボルであり、修験道の総本山です。蔵王堂は東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築で重要文化財蔵王権現像3体が祀られています。毎年桜の盛りの4月10日に「花供千本搗き」「女人採灯大護摩供」が行われます。いずれも平安時代から伝わっています。

「花供千本撞き」は、全国からお供えされたお米をたくさんの人が伊勢音頭にあわせて杵で搗き、蔵王権現にお供えした後、参拝者に撒かれます。「女人採灯大護摩供」は女性行者が中心となった護摩供養です。