県内各地で踊られる鹿踊りは、踊りの様式から大別して県南地方の太鼓踊り系と県北地方にの幕踊り系に分けられます。

太鼓踊りは長いささら竹を背負い、腹に太鼓を下げ、太鼓を打ち鳴らしながら踊り、鹿面が大きいのが特徴です。また幕踊りは両手に幕を下げ、笛や太鼓の囃子が別に付いています。

上の山鹿踊(うえのやまししおどり)は、春日流の太鼓踊り系に属しており、毎年9月17日の葛諏訪神社例祭での奉納が最も有名です。