早池峰神楽は、大償神社に奉納される「大償神楽」と早池峰神社に奉納される「岳神楽」の総称です。昭和51年に国指定重要無形民俗文化財(第1号)に指定された民俗芸能で、平成21年9月にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。

新年のお祝いとして、大償神楽の優雅な舞いと、岳神楽の勇壮な舞いが披露されます。大償神楽は7拍子を基調としたゆるやかで繊細な女舞が、岳神楽は5拍子を基調とした勇壮で激しい荒舞が得意とされています。伝承の由来は残念ながら不明になってしまいましたが、500年以上の伝統がある神楽です。

入場は無料です。早い時間から場所取りなどで混み合うようです。