毎年旧暦の7月15日明けの初亥の日に、沖縄県大宜味村で開催されている祭りです。

五穀豊穣、無病息災を祈願して、塩屋湾内の田港・屋古・白浜・押川・江洲の7カ字が共同で行われます。

約500年の歴史があり、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

祭り前夜に神事を司る「カミンチュ(神人)」がニライカナイの来訪神を迎える儀式から祭りは始まります。

一番の見所のウガンバーリー(船漕ぎ競争)では、女性たちが腰まで海水に浸かりながら太鼓を打ち鳴らし懸命にゴールを目指して漕ぐ男性を迎えます。

西暦で奇数の年は、海神祭の翌日に豊年踊りも開催されます。