頭の宮 宇賀部神社は和歌山県海南市にあります。古事記・日本書紀によりますと、九州を平定して大和を目指した神武天皇が紀の国名草邑(なくさむら)(現在の海南市)を支配していた名草戸畔(なくさとべ)の軍勢と戦い勝利しました。死闘の末敗れて、頭・胴・足とバラバラにされるという無残に殺された名草戸畔(なくさとべ)の首級を祀っているとされています。古くから頭の守護神として「おこべさん」と呼ばれ親しまれています。

秋祭(例大祭)は、毎年10月の体育の日の前日に行われます。実りの秋の喜びを感謝し、天下泰平・五穀豊穣・万民和楽を祝う大切な例祭です。子供神輿も奉納されます。