山谷曲録(やまやきょくろく)は、独特の風習を残す伝統芸能で、郷土芸能の発表会などで随時披露されていますが、3年に一度の天照御祖神社での式年祭での奉納が特に有名です。

式年祭当日は、拝殿では厳かな神事、境内には神輿を担ぐ方々が集まっての神事が執り行われ、神事が終了する頃、町の通りではお祭りに参加する人々が集い始め、賑やかな音が聞こえてきます。

そして、神馬と神馬に供奉する人々が行幸の道中、神馬の左右から歌いつつ手を遣るのが山谷曲録です。