さんさ踊りは、現在の盛岡市を中心とした旧南部藩の代表的な盆踊りで、約250年ほど前から受け継がれています。地域によってさまざまなバリエーションがありますが、三本柳地区に伝わる「三本柳さんさ踊り」が「さんさ」の原型に最も近いと言われています。

三本柳さんさ踊りは、遠野市の六神石神社の大祭などでも奉納されますが、有名なのは毎年9月3・4日に行われる平野神社の例大祭初日の奉納です。平野神社の境内には、三本柳さんさ踊り発祥の地と記された石碑も立てられています。