一関八幡神社は延暦年間(782年~806年)に坂上田村麻呂が東夷平定の際に館山に陣営を敷き、諏訪の大神(諏訪大社)に勝利を祈願したのが始まりだと言われています。岩手県一関の総鎮守としても知られています。

1662年一関藩主伊達宗勝により現在の地に遷座され今に至ります。1694年に一関藩へと赴任した初代田村藩主田村建顕がこの地に田村麻呂を慕う人が多いことから大拝参宮として伊勢へ伊藤惣助を使わした際に滋賀の田村神社の御分霊を田村神社として一関八幡神社の相殿へと併せ祀り、以来田村氏の崇敬神社となりました。

大祓は毎年12月31日の夕方ごろよろ行われ、一年間の身についた穢れを祓い無病息災を祈ります。