野母浦まつりは長崎県、野母町の伝統行事です。約1300年の歴史があるとされ、漁業の信仰と海上の安全を祈願し毎年8月13日に行われています。

旧盆に行われるもので神社仏閣に奉納する踊りと龍神、恵比須神社神社を祀る海上の浦まつりの二つからなり、これを総称して「野母の盆踊」と呼んでいます。

奉納踊りは「鉾舞(ほこまい)」「モッセー」「中老(ちゅうろう)」「トノギャン」で構成されてます。これらの奉納踊りは、高橋治作の恋愛小説「別れてのちの恋歌」でも印象的に描かれています。