長崎県長崎市では夏になると市内各地で「ペーロン大会」が盛んに行われています。
ペーロンは中国の白龍(パイロン)が由来の、約14mの舟を30名弱が乗り込みレースを行う競技で、長崎の夏の風物詩として親しまれています。

福田本町の海岸にて行われる「福田地区ペーロン大会」は永禄5年、福田浦で漁師と乗組員が行った競漕が起源といわれており、450年を超える歴史があります。
6月に入ると福田地区の各町で予選が行われ、それぞれの町から福田地区ペーロン大会へ勝ち上がり更に熱いレースが繰り広げられます。