丸森町にある小斎鹿島神社のやぶさめは、馬に乗って矢を放つ流鏑馬とは違い、立ったまま射る奉射祭(やぶさめ)です。
寛永20年(1643年)に小斎佐藤家四代領主の清信公が奉射祭を行ったのが始まりと伝えられています。

奉射祭は弓士10名が前日より精進潔斎をし、白装束の神主が直径1.6mの御神的に目隠しをして12本の矢を射て1年の天候を占う神的神事より始められ、大的射礼、かりがねの的射礼が行われます。
一年の天候を占い、五穀豊穣と地区の安全を祈願する祭りです。