かつて養蚕のまちとして栄えた丸森から絹の魅力を発信するフェスタです。
丸森町のシルク・繭を使った、染織・繭細工・日本画など様々な作品の展示を見ることができます。またカイコの飼育展示も行われます。カイコはふ化してから約1ヶ月で4回脱皮し、5齢幼虫で繭を作り蛹になり、その後2週間で成虫の蛾になります。初日に2齢幼虫から展示を始め、20日ごろから繭を作り始めます。カイコの品種は日本原産の「小石丸」他2種類です。

また展示が行われている斎理屋敷は、江戸時代から昭和初期にかけて、呉服・太物の商売に始まり味噌・醤油の醸造、縫製業など幅広い事業を展開し栄えた豪商の屋敷であり、現在は「蔵の郷土館」として開放しています。当時の豪商の生活が垣間見れる邸内も必見です。