毎年4月15日から5月3日まで、九州市小倉南区の曽根新田に鎮座している綿都美神社で行われている200年以上の歴史を持つ伝統のある祭りです。

初日の鉦おろしで始まり、5月3日の最終日には神幸祭が開催されます。

約200年前に暴風雨により未曽有の被害を受けた時、綿都美神社を建立し五穀豊穣と風鎮汐留を祈願する大祭を行ったことが始まりとされています。

神幸行事の期間中、曽根と朽網地域の7台の人形飾山車が地区内を巡行し、神幸祭ではすべての山車が綿都美神社に集結します。

一台の山車が提灯山、幟山、人形飾山へと三様に変化する形式を持つのが特徴で、市の無形民俗文化財に指定されています。