国立ハンセン病療養所菊池恵楓園では、園で亡くなった入所者を供養するために毎年納涼盆踊りを開催してきました。1929年に始まったお祭りで、ふるさとを離れて暮らす入所者たちが紡いできた「恵楓音頭」に合わせて輪になって踊ります。

近年は、数多くの屋台が会場に並び、多くの盆踊り参加者が来場して、山鹿灯篭踊り、おてもやん総踊りなども加わり賑わいます。

お祭りのフィナーレには花火大会も催され、会場が一体となって夜空を見上げます。