福岡県田川郡糸田町では、五穀豊穣を祈願して行われる金村神社のお田植祭が毎年3月15日に見られます。
かつて古墳時代の豪族である大伴金村が現在の糸田を訪れ、鉾で地面を耕して泌泉を掘り当てたという伝えがあり、神社の名の由来となっています。

祭りで奉納される模擬農耕行事が一番の見所で、草刈りから牛使いによる代かきまでの滑稽さを交えた演技が観衆をわかせます。
子供達による田植舞も披露され、神事の後は石菖を持ち帰ってさらに豊作を祈るそうです。