華まつりが開催される竹林寺は、篁山の山頂付近にある寺院で、縁起によると西暦720年に奈良の高僧行基によって建立されたと伝わる古刹です。

本堂は1511年の再建の名建築で国の重要文化財に指定されているほか、木造地蔵菩薩半跏像や護摩堂・十王堂、縁起絵巻などの文化財を今に伝えています。春には山ツツジや桜、初夏には紫陽花、秋は紅葉と自然に囲まれて、四季を通じて参拝者の目を楽しませています。

華まつりは、お釈迦様の誕生を祝う伝統行事として毎年執り行われているもので、昔からこの地域で親しまれています。