福島市の信夫山に鎮座する羽黒神社の例祭です。長さ12m、幅1.4m、重さ2tの日本一大きい、大わらじを羽黒神社に奉納します。祭り当日の朝、およそ100人に担がれた大わらじは福島駅前から市内の目抜き通りを練り歩いたあと、羽黒神社に奉納されます。

羽黒神社には昔、仁王門があり仁王様に合わせた大わらじを奉納したのが始まりとされ、400年以上続く伝統行事です。大わらじには足腰が丈夫になるほか、縁結びの御利益もあるとされ、若い男女がお参りする姿もあります。

神社の周辺には縁起物のマサルや金のわらじ付き破魔矢を売る露店などが並び、多くの参拝者が訪れます。