会津盆地南縁の宮川沿いに鎮座する「伊佐須美神社」は、陸奥国二宮・会津総鎮守です。
第10代の崇神天皇の時代の創祀されており、室町時代の朱漆金銅装神輿(国の重要文化財)を始めとする多くの社宝・天然記念物・神事を現在に伝えています。

毎年4月29日には「太々神楽・花祝祭」が執り行われます。
会津美里町の無形民俗文化財に指定されている、太々神楽は全部で15座あり、神話にある所作を舞う、出雲系神楽です。

ご神木の「薄墨桜」の花びらを餅について、神前にお供えする花祝祭は一千年の歴史を有する祭典で、氏子や参拝者にその花びらが入った餅が振舞われます。