毎年8月第1日曜日に開催される「せと市」は、会津の夏の風物詩として親しまれています。
会場の瀬戸町通りには、会津本郷焼の窯元や様々な産地の窯元、漆器や地元野菜直売所、飲食屋台など、約100軒の露店が並び、夜明け前から懐中電灯片手に、好みの品を探して通りに人があふれます。

明治後期に窯元の弟子たちが小遣い稼ぎに、ハネ物を安く売ったのが始まりとされています。
それが次第にハネ物だけでなく通常の品物も売られるようになり、また規模も大きくなって、現在に至っています。