坂部の掛け踊りは天竜村神原坂部で100年以上続くお祭りで、百八の松明を灯して笛や太鼓を鳴らしながら踊る行事です。躍動的な踊りとさまざまな和讃で精霊を慰めます。

8月14日の晩、佐閑辺屋前の広場(堂の庭)で「堂の庭の踊り」を行った後、ぎおんばやしと呼ばれる渡拍子に合わせて八幡森下の金毘羅様の庭と呼ばれる金毘羅権現を祀る祠へ列をなして移動します。

金毘羅様の庭で「庭の踊り」が行われ、途中「すくいさ」という盆踊りを交えながら再び堂の庭へ戻り「引け踊り」を行います。