「鵜甘神社 水海の田楽能舞」は、福井県の池田町にある鵜甘神社にて毎年2月15日に行われます。鎌倉時代から伝わるという「水海の田楽能舞」は受け継がれて約760年とされており、国指定重要無形民俗文化財に登録されています。

北条時頼が雪で立ち往生し水海で越冬した際に村人たちが「田楽」を舞って慰めたところ、返礼として「能舞」を教えたことが始まりとされています。当日は、張りつめた冷たい空気の中、古式に従って田楽四番と能楽五番が厳かに奉納されます。