佐賀関のシンボル「関の権現様」として親しまれている、早吸日女(はやすひめ)神社は、歴史と漁業のまち佐賀関の中心部にあり、海上安全の神・厄除け開運の神として、古くから佐賀関はもとより海に携わる多くの民の信仰を集めています。
全国でも珍しい「蛸断ち祈願」が有名で、蛸の絵を奉納して一定期間蛸を食べずに願い事をすると成就すると言われ、絵馬の代わりに多くの張り絵が拝殿の内部に奉納されています。

毎年、5月3日には「ふじ祭り」が開催され、境内にある約30坪に及ぶふじ棚が広がっており、多くの参拝客でにぎわいます。
ふじ祭りの時には、境内にハンドメイドのマルシェが出店したり、神社の巫女が「浦安の舞」を奉納したり、地元の「鮮浜婦人部」が大正琴の演奏をします。