宮本武蔵ゆかりの神社としても知られる八大神社では、8月31日に八朔祭(お千度)が行われます。

「八朔」とは、八月の朔日(一日)のこと。陰暦の8月1日(現在の9月1日前後)に行われる祭を、八朔祭と読んでいます。
秋の収穫時期のお祭りであり、氏神に五穀豊穣や天災避けを祈願して行われてきた祭事です。本殿で神事が行われた後は、お千度が行われます。
お千度は、元々は神社本殿に千度(千回)お参りする御千度詣りのこと。現在では簡略化され、3周を千週と見立てて、参列者たちが本殿の周囲を3周します。
最後に、一乗寺に伝承される鉄扇音頭が奉納されます。