「ふくの供養祭」は毎年4月29日、フグの取扱量日本一を誇る下関市彦島西山町の南風泊市場で行われ、下関の風物詩となっています。
(下関でのふぐの呼び名「ふく」を数字の2.9とかけて制定されたそうです。)

約80年もの間、行われてきた伝統行事で来季の豊漁や航海の安全を祈ります。

下関では「ふくは秋の彼岸から春の彼岸まで」といわれ、9月から翌3月まで漁が続きます。

この供養祭には全国からふくの関係者が多数集まり、ふくの供養を行った後、船が関門海峡に向けて出航しふくを放流します。