三熊野神社の大祭は200年以上続いている伝統あるお祭りで、桜が咲き誇る4月の第一金曜から日曜にかけて盛大に開催されます。

このお祭りの最大の見どころは、神輿の渡御とお供に従う華やかな13台の祢里(ねり)の曳き回しです。笛と太鼓が奏でる祭囃子、そして「シタッ!シタッ!」の掛け声とともに町中を威勢よく曳き回される祢里は勇壮かつ華麗で、見物客も引き込まれて町がお祭り一色に染まります。

このお祭りで披露される舞や囃子は県の無形民俗文化財にも指定されています。