輪島市先端に曽々木海岸がひろがっています。

突き出たような岩が特徴で、その中心部に窓岩といわれている空洞があります。

その周りに窓岩ポケットパークと呼ばれる名所があり、話題になっています。

毎年8月17日と8月18日にキリコ祭りと花火大会が行われます。

祭り初日は宵山、夜の9時に様々な細工を施したキリコが、春日神社に勢ぞろいします。

お祓いが終わるとキリコの先端のぼんぼりに神殿から頂いた火を灯します。

さあ出発、各地区のキリコが神輿を囲み町内をめぐります。

この時の光景はキリコに灯った火がゆらゆらして幻想的です。

キリコは暗闇の中、炎を灯して窓岩ポケットパークに到着します。

柱に括った松明が燃えたぎる中、御陣乗太鼓が鳴り響きます。

このタイミングに花火が夜空に広がります。さらに地元に伝わる八世太鼓も共演するかのように闇夜に響き渡ると祭りも最高潮。

人々が太鼓に合わせてエネルギッシュに踊りまくります。

翌日はキリコが町中を練り廻り祭りが終盤を迎えるのです。