鹿島神宮と同じ健御雷之男神を祭神とする大生神社は由緒ある神社です。毎年11月第3日曜日の例祭において巫女舞神事が奉納されます。

七人囃子の奏楽に合わせて鈴を振りながら厳かに舞う姿からはかつての神と人との関わりをうかがい知ることができ、巫女舞神事の中でも古式の姿で保存されている珍しい行事です。
当日奉納される巫女舞を踊る巫女は大生集落氏子の中の7歳から13歳までの少女で、11月1日夜半に氏子総代によってくじで決定すると同時に当家に気づかれぬように七五三縄を張ります。

そのようにして選ばれた少女たちの巫女舞をぜひご覧になってはいかがでしょうか。