嫁入り舟は、潮来市の水郷潮来あやめ園で開かれるあやめ祭り期間中の水・土・日曜日に催されるイベントで、公募で選ばれた実際の花嫁が白無垢で登場し、観客にその美しい姿を披露するものです。

この風習は江戸時代にさかのぼり、水運の要衝であった潮来では町中に水路が張り巡らされていたため舟での嫁入りも日常的に行われていたそうです。

昭和30年代を最後に途絶えていたこの嫁入り舟ですが、昭和60年になって町のイベントとして復活しました。