笠間稲荷神社の御田植祭は、毎年5月10日に行われる神事です。

祭典では巫女や氏子の女子中学生が神楽舞「稲荷舞」を舞い、「迦陵頻(かりょうびん)」が奉奏されます。

祭典が終わると、早朝から清められた早苗が配られ、御神饌田(ごしんせんでん)で、伝統的な衣装を着た早乙女の方々が田植えをします。
御田植祭歌というものもあり、地元の中学生たちが奉唱します。

氏子地区からの中学生に重要な役割を任せるなど、この地域に脈々と文化が受け継がれていく様子がよくわかり感動する神事でもあります。