毎年新年を迎える頃、ここ那谷寺には大勢の参拝者が訪れます。

那谷寺の歴史は古く、平安時代に花山法皇がここを参拝した時、西国1番目の那智山の那と33番目の谷汲山の谷をとって、那谷寺と名付けられたといわれます。

1月1日、日付が変わると初詣客は県内外からも多く訪れます。

那谷寺は、厄除け、無病息災や学業成就などの御利益があります。

大晦日深夜から元旦早朝は境内の金堂で夜間参拝ができます。

正月三が日の参拝客は毎年4万人ともいわれています。

参拝の後、敷地内の小高い場所に登り初日の出を拝む方もいます。

ご来光を見て、昨年一年無事に過ごせたことの感謝と今年一年の無病息災を祈ります。

そして正月は特別、三面大黒天というこの寺の秘宝を拝見できます。