多太神社は503年に小松に創建されたといわれています。

この神社には斎藤実盛という平安時代の武将の兜が納められています。

実盛は平安時代の源平合戦の折、平家方に味方して敗れてしまいました。

そののち加賀の篠原で、陣を取りましたが滅びました。

そのいくさで相まみえた木曽義仲が、実盛の兜を神社に納めました。

かぶとまつりでは、能のような演目が披露されたり、実盛を偲んで詩吟や輪踊りも催されます。

蟇目ひきめの神事では餅蒔きが行われます。

拾った餅に当たりが入っていたら、お米やスイカがもらえます。

和菓子作りの実演を間近で見たりお茶会に参加することもできます。