「宮めぐりの神事」は、平安時代末期に木曽義仲が埴生護国八幡宮で倶利伽羅合戦の戦勝を祈願し、平家の大軍を打ち破ったことによるお礼参りを模したもので、江戸時代から行われている古式ゆかしき神事です。

鎧に身を固めた武者姿の若者らが隊列を組み、拝殿外側の広縁を7回半巡り、最後に弓や刀剣をかさじて「ウォー」と大歓声をあげ本殿へ駆け込みます。

この神事は小矢部市の無形民俗文化財に指定されており、とやまの祭り100選の一つにも選ばれています。